【トマトの隔離ベッド栽培実験2年目】穴あきポット定植とインタープランティングに挑戦

ファーマーへの道

久しぶりの“農業”投稿。

本来、農業を始める過程を記録するブログだったはずが、
ベトナム人妻をもらったことで、ベトナムネタばかりになっていました。

今年、令和元年は、新規就農の予定なのでそろそろ本腰を入れていかねば。

ということで、昨年実験したトマトの隔離ベッドをもう一度チャレンジ。

昨年は、小さなトマトしか収穫できませんでした。

手作り栽培ベッドだったこともあり、適切な給液が出来なかったせいなのか、、

今年もその点は改善できていないのですが、他のことを確認することにします。

  • トマトの品種選定
  • 穴あきポットによる定植
  • インタープランティング(インタークロッピング)
栽培ベッド概略図

トマトの品種選定

就農後は、大玉トマトを中心に栽培していくことを考えている。

ここ数年、地域では食べやすさを求めて中玉トマトが人気なので、
流行に乗っかりたいところだが、

昨年の栽培で中玉トマトが、ほぼ安定して作れることは確認できた。

今年は、技術力を磨くため大玉トマトを作ってみる。

大玉トマトは、中玉やミニトマトに比べて難易度が上がると感じている。

隔離ベッドの少量培地耕栽培では、なおさら大玉にするのが難しい。

一果実、200gくらいを目指したいが、
高糖度トマトとなると120〜150gくらいかと。

今年栽培してみる品種は、

  • 桃太郎ファイト
  • CF桃太郎ファイト(接木)
  • 桃太郎ワンダー
  • 桃太郎ゴールド
  • 麗夏
  • 瑞栄

高糖度トマト向けに「桃太郎ファイト」
草勢強めでスタミナのある「桃太郎ワンダー」
黄色トマトも試してみる
裂果に強い「麗夏」

あたりで試してみることにした。

品種耐病性
桃太郎ファイト葉かび病(Cf4)、青枯病(B)、根腐れ萎凋病(J3)、トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)、レース2(F2)、半身萎凋病(V)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)
桃太郎ワンダー葉かび病(Cf9)、青枯病(B)、トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)、レース2(F2)、半身萎凋病(V)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)

穴あきポットによる定植

1200m2程の圃場で4000本前後の苗を定植したいと考えている。

しかも、低段密植栽培なので年に2〜3回の植え替え・定植をしなければいけない。

定植工数もバカにならないので、穴あきポットによる定植の省力化を検討する。
(下図参照)

その後のトマトの成長への影響も併せて確認する。

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インタープランティング(インタークロッピング)

こちらも、低段密植栽培のデメリットである非収穫期間を補うため、
「インタープランティング」をしてみる。

しかし、2月下旬に接木苗を定植したものの、寒すぎて大きくならず、半分が枯れてしまった。

要はどの程度の密植度合いで、どのくらいの影響があるかを知りたいのであるが、
よその実験では、株一本あたりの培土が少ないほど、果重が小さく、高糖度になる傾向が確認されている。

中途半端な感じになってしまったけど、
奥に先に定植した苗、手前に穴あきポットで定植した苗。

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4月22日定植 〜 5月12日現在
順調に成長している様子

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