やっとベトナム人妻の配偶者ビザが取れて来日した。

国際結婚での新婚生活が始まったところだったのですが、早速、妻がベトナムへ帰国することになった。

理由は、ベトナムの運転免許から日本の運転免許への切替のため。

想定外のことだったのですが、ちょうどベトナムは旧正月のテト(tet)の時期に入るので、3ヶ月ほど向こうでゆっくりしてきてもらうことにした。
自動車運転免許の切り替えについては、こちらで。

せっかく配偶者ビザがとれて、日本へ来れたのに、いったんベトナムに戻って再度日本へ来るときは、またビザを取らなきゃいけないの?

と、疑問に思ったので調べてみました。

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みなし再入国許可とは?


  • 再入国許可とみなし再入国許可

  • 空港での手続きについて

再入国許可とみなし再入国許可

日本には再入国許可という制度があります。

一定の条件さえ満たせば、日本を出国する際に手続きすることで、再入国する際に再度ビザを取る必要はありません。

〈再入国許可とは〉

日本に在留する外国人が、一時的に外国へ出国(または母国などへ帰国)し再び日本に戻る予定である際に、出入国管理を簡略化するため、日本を出国前にあらかじめ日本国政府から与えられる特別な許可である。日本では入管法第26条にて定められている。

再入国許可申請については、法務省のホームページを参照ください。

2012年の新しい在留管理制度により、外国人登録制度が廃止され、在留カードが交付されるようになりました。

それと同時に、再入国許可の制度も変わりました。

出国後、1年以内に再入国する場合は、再入国許可を受ける必要がなくなりました。

この制度を「みなし再入国許可」(入管法第26条の2)といいます。

空港で手続きするだけでよいので、とても簡単になりましたね。

みなし再入国許可を利用するには、
在留資格の有効期間が3ヶ月より多く残っている必要があります。

つまり、在留資格の有効期間が3ヶ月以内の場合、利用できません。
また、短期滞在のビザをお持ちの方も利用できません。

注意点としては、

  • みなし再入国許可により出国した方は,その有効期間を海外で延長することはできません。
  • 出国後1年以内に再入国しないと在留資格が失われます。

また、次のような方は、みなし再入国許可制度が利用できません。

  • 在留資格取消手続中の者
  • 出国確認の留保対象者
  • 収容令書の発付を受けている者
  • 難民認定申請中の「特定活動」の在留資格をもって在留する者
  • 日本国の利益又は公安を害するおそれがあること その他の出入国の公正な管理のため再入国の許可を要すると認めるに足りる相当の理由があるとして法務大臣が認定する者

まあ当然ですね。。

空港での手続きについて

さて、実際の出国時の空港での手続きは、とても簡単です。

例えば、いつも利用している福岡空港の場合、手荷物検査を通過してイミグレーションの前に「再入国出入国記録」用紙が置いてあります。(下図を参照)

※平成28年(2016年)4月1日より、様式が新しくなっています。

再入国許可なのか? みなし再入国許可なのか? を記載する箇所はなくなりました。

再入国を希望する場合は、
「□1.一時的な出国であり、再入国する予定です。」
のところへチェックを入れます。

氏名、生年月日、渡航先、便名を記入し、最後に署名したら終了。

出国審査の審査官にパスポートと一緒に提示します。

(注)出入国記録用紙=EDカード(Embarkation Disembarkation Card)

EDcard_leaf_ja

ちなみに、「みなし再入国許可」は再入国手続きを簡略化したもので、上記のように、利用できる方には条件があります。
みなし再入国許可制度を利用できない人でも、入国管理局へ「再入国許可」の申請をすることができます。

  • 有効期間は、原則 最長5年
  • シングル(1回限り)、マルチ(何回でも)の2種類
  • 手数料 シングル:3000円、マルチ:6000円
  • 管轄の入国管理局へ前日までに申請(当日交付)
以上